2024年は辰年。
仙台の十二支守り本尊として、辰を守り本尊とするのは愛宕神社です。(辰だけでなく巳も守り本尊としています)
仙臺総鎮守 愛宕神社
愛宕神社は仙台市太白区向山にある神社。
愛宕神社は伊達政宗が仙台藩主となる際に、遷座してきたそうです。神社までも一緒に遷座するなんて、相当信仰が厚かったのでしょうね。
立地的には大満寺の目と鼻の先。直線距離では100mも離れていないのでは。
ただし、麓からの参道が別なので注意が必要です。
愛宕神社の御祭神・御利益
秋保神社は軻遇土神(かぐつちのかみ)を主祭神としています。
また、ご配神は次の十二神。
- 天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)
- 豊受大神(とようけのおおかみ)
- 大物大神(おおものおおかみ)
- 大山咋神(おおやまくいのかみ)
- 大国主神(おおくにぬしのかみ)
- 速玉男神(はやたまおのかみ)
- 伊邪那岐伊邪那美神(いざなぎいざなみのかみ)
- ほか四神
参拝しても、ほか四神の名前を発見することができませんでした。
明治初頭の神仏分離令発布前は普賢菩薩を祀ったこともあったようで、これが辰巳の守り本尊の由来のようです。
主祭神である軻遇土神は火を司る神様ならでは、火防の御利益があると云われています。
愛宕神社へ(
愛宕神社は小高い山の上にありますが、空いている時期には本殿近くまで車で行くことができます。
20台ほど停めれる駐車場も完備。
愛宕橋側から徒歩で参道を上がってくることもできますが、ちょっとした登山気分です。
参道を上から見るとこんな感じ。
参道を登ってくれば、真っ赤な鳥居が。
赤い鳥居から少し進むと今度は石造りの鳥居が現れます。
石造りの鳥居も趣がありますよね。
石造りの鳥居の先には伊東七十郎忠魂碑と経緯度測点標石が。
鳥居の先の神門には烏天狗と大天狗の像が納められていますが…ガラスの反射でうまく撮影できず。
格子があるとどうしてもスマホでは撮りづらい…
境内は綺麗に整備されており、また山の上なので開放感があります。
手水舎。
年季が感じられますね。
手水舎の裏手には授与所があります。
お守りやお札は左手の建物へ、御朱印は右手の建物へ行きましょう。
本殿です。
コロナ禍も過ぎ、しっかり鈴緒がありました。
本殿脇には愛宕神社の由緒が掲示されています。
本殿のから更に横に移動すると、水神の石碑が。
火を司る神様である軻遇土神の境内に水神…火防の御利益がパワーアップ??
境内には立派なエドヒガンの樹があります。
そこから仙台の街並みが一望できます。
眼下に見えるは広瀬川です。
愛宕神社の境内社
愛宕天満宮。
菅原大神、天満天神が祀られています。
社殿には成牛(なでうし)がおり、何やら撫でると良いことがあるそうです。
稲荷神社。
稲荷大神が祀られています。
たくさんのお使者像が所狭しと社殿を守っています。
こちらは勝鬨神社。
武神を始めとした勝負事に関わるたくさんの神様が祀られています。
こちらは産霊神社。
夫婦円満、良縁成就、子宝祈願、安産祈願、子孫繁栄、心願成就の御利益があるとのこと。
愛宕神社まとめ
愛宕神社は愛宕橋からも近い=仙台市地下鉄南北線の愛宕橋駅からも近いため、街中からのアクセスがよい神社。
元旦やどんと祭などの行事の際にはとても混雑します。
行事の際には麓の3車線の道路の1車線を臨時の駐車場にするほどの大混雑
しかしながら仙臺総鎮守でもあり、厳かな雰囲気があります。
仙台の街並みを眺望できる景色も拝め、是非とも参拝したい神社です。
今度は麓から…歩こうか…。
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